210222 劇ときっかけ

ふと今日、タンスの中を整理したら、奥のほうから大学時代鬼のように着ていた猫柄の服が出てきた。今も猫は好きだけれど、流石にこの高校生みたいなパーカーは着れないので捨てることを決める。いつか猫を飼いたいな、と思い始めてだいぶたつけれど、まだ命を預けれもらう覚悟ができない。

 

もう誰に話したのかもよく覚えていないんだけれども、私が「劇」というものに興味を持ったきっかけがふたつあった。ひとつは劇のような長編コントを行うお笑いグループの存在、中学生のころ地元のレンタルショップでふと借りてみた公演DVDの魅力にとりつかれて、大阪からそのグループが東京に来たときは、地元から何時間かかけて見に行っていたことをよく覚えている。二時間ほどのお芝居の中にたくさんの笑いと、ちょっと刺さるような言葉がちりばめられていた。これはそんなに人に言ったことがないんだけれど、私はコメディタッチの劇が好きだ。なので大学二年の夏に初めてコメディ劇に携われた時、内心本当にうれしくて楽しくて仕方がなかった。それと同時に人を笑わせることって本当に難しいことなのだな、と感じ、彼らがいかに凄い芸当をしていることも実感した。

もう一つは、所謂2.5次元演劇のパイオニアともいわれているテニスの王子様のミュージカル。小学生のころ、ふとしたきっかけで出会えた作品だった。紙面で動き回るキャラクターたちが、現実世界で縦横無尽に動き回っている。光と音で表現される試合は、その当時の私にとって最上位のエンターテイメントになった。

 

冷静になってみると、この二つが起源としてあるのであればお笑いサークルかミュージカル系のサークルか、はたまたそれに準じた活動に参加するべきかとも思ったが、大学入学当時の私は今よりもさらにぼんやりとしていたためか、知人の付き添いで行った演劇サークルに入った。文芸サークルと迷ったりもしたけれど、サークル内外のとても魅力的なひとや、入らなければ生涯か買われないような人と一時でもかかわることができたので、結果的にはよかったのではないかな、と思う。

 

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今日見た作品:ミュージカル刀剣乱舞 阿津賀志山異聞(初演)

 ↳本公演はトライアルを生で見て以来(らぶフェスは一回みた)、トライアルが全体的によくない意味でえぐかったのでちょっと見るのが怖かったけど、思ったよりも全然よかった。ここから段々とクオリティもあがるんだろうなあと思うとわくわくする、二部のアイドル的な演出はかなり賛否わかれるらしいと聞いたけれど、個人的には特に抵抗もなかった。多分アイドルパロが大好きだからだとも思う。(あと刀剣は比較的ライトユーザーなので、もっと深堀していくといろいろ出てくるのかも)

余談だけれど、自分の本丸の所属名簿見てたら初期刀折ってたっぽいことに気が付いた。本当にごめん。(ついでに花丸二期も見ました)